Reform Column

リフォームコラム

2017.04.09

Vol.72 雨戸のメリット!リフォームで取り付けよう

No072_img01_600x400最近は、雨戸のついている家や部屋の数が少なくなりました。
雨戸というと、古い日本の木造家屋というようなイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、最近では洋風の家屋に合う雨戸もありますし、デザイン性の高いものも多くあります。
ここでは、雨戸取り付けのリフォームを考えている方のために、雨戸の種類や、取り付けることで生まれる効果・メリットなどを紹介していきます。
 

雨戸やシャッターの種類

雨戸と聞くと、古い木造家屋の窓の外側に設置された木製の板戸を想像する方が多いのではないでしょうか。しかし、近年ではいわゆるシャッターのような、アルミ製で縦に開閉するタイプのものが人気になっています。
アルミ製にすることで、腐食や劣化の心配がなくなり、また外観的なデザイン性を高くすることも可能になりました。
では、雨戸にはどのような種類があるのでしょう。
 

引き戸タイプ

最も基本的な形の雨戸です。戸をしまっておくための戸袋(とぶくろ)があり、そこから戸を横に引き出し閉め、また戸袋にしまうことで開けることができます。
しかし戸袋が非デザイン的である、開閉が面倒、などの理由で現在数が減少しつつあります。
 

シャッタータイプ

現在最も人気のあるタイプです。蛇腹(じゃばら)式になっている雨戸を上下することで開閉します。
電動式のものであり、リモコンひとつで開閉できるので便利です。商品によっては安全装置がついていて、開閉時に異物を探知すると自動で運転が停止するようになっているので、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使用できます。
また、手動の場合であってもわずかな力で開閉できるよう各社工夫しているので、お年寄りでも簡単に開け閉めできるでしょう。
 

折戸タイプ

戸板を外側に向けて折りたたむようにしながら広げることで、開くタイプです。基本的に両開きで、洋風の家屋に似合うと言われています。
 

雨戸のメリット

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防熱・防寒

雨戸を設置することで、窓・雨戸の二段階の「壁」を作ることができ、夏場の暑さ、冬の寒さなどを遮断できます。
電動式のものにすれば、開閉のために窓を開ける必要がなくなるため、外の空気を入れずに済むので、より防熱・防寒効果が期待できるでしょう。
 

防犯対策

シャッタータイプの雨戸であれば、アルミなどの金属製になっているので防犯対策に適していますし、それに加えて雨戸も施錠できるので、窓の鍵に加えて、二重の鍵をかけることができます。
空き巣は窓ガラスを割って侵入するのが常套手口となっていますから、その窓の前に一枚雨戸があれば、大きな防犯対策になることは間違いないでしょう。
 

防音・防火・防雨

ほかにも、雨戸をつけることで生まれるメリットはたくさんあります。
防音にもなりますし、シャッタータイプであれば金属製なので防火にも最適です。「雨戸」という名の通り、雨水の侵入も防いでくれます。

最近では、通気口や採光のための小さな隙間を設けた「スリットタイプ」、採光の調整ができる「ブラインドタイプ」のものがあります。
風通しや日当たりが気になるという方はそのようなタイプも検討してみてください。

 
雨戸と一言でいっても、いろいろな種類や機能があります。リフォームで雨戸を取り付けようと考えている方は、自分の生活環境やスタイルに合ったタイプのものを選んで、よりよい生活を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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