Reform Column
リフォームコラム
Vol.56 屋上リフォームで実現できるライフスタイル
自宅の屋根をリフォームして屋上にすることをお考えになったことはありますか? 高いところから景色が見渡せて、天気のいい日はゆったりくつろげて……。ちょっと考えただけでもワクワクしますよね?家のなかにスペースが増えたと考えただけでも有効に活用できて、家が広くなったと感じられることでしょう。
屋上にするリフォームの活用法や注意点をご紹介します。
屋上にすると何ができる?
まずは屋上リフォームで生まれたスペースで何が実現できるかについて見ていきましょう。
洗濯物干場、物置
広々としたところで洗濯物を干すと作業もやりやすいことでしょう。陽当たりもいいので洗濯物も早く乾くことが見込めます。
物置を置くことで部屋のスペースが空き、その分室内を広く使える効用が生まれます。室内スペースを広げるという合理的な活用法になります。
屋上テラス、ルーフバルコニー
屋上を生活空間と見なす活用法です。イスやテーブルを置いて、天気のいい日はお食事をしたり、人を招いてバーベキューをしたりといった楽しみ方ができます。コミュニティの在り方を提案する形のスタイルです。家族の仲が深まり、語らいのスペースとすることで親子の絆も強いものにできるのではないでしょうか。
屋上庭園、ドッグラン
まさに「屋上にすることで今までできなかったことが可能になった」という活用法です。陽当たりの良い屋上で草花、野菜も良く育つことでしょう。ペットの愛犬はドッグランで思い切り走り回り、飼い主さんと一緒に遊ぶことで愛着も増すでしょう。
屋上庭園は一部の自治体で助成金が出されるようにもなっています。ヒートアイランド現象の緩和に一役買う形になり、エコな暮らしを実践できます。
屋上にリフォームする際の注意点
防水対策を立てる
防水は屋上を造るときに一番気にかけたいところです。雨が降ってきて水回りの構造をしっかりしておかないと屋上に水が溜まってしまう一方です。屋上からの雨漏りも気を付けなければなりません。
事前にしっかりと対策を立てておけば後で困るようなこともないでしょう。
メンテナンスを心がける
屋上は雨風が直接当たるところで、家屋の強度が弱ってくることが考えられます。洗濯物の雨よけとして取り付けた屋根などの設置物に緩みがないかの定期的なチェックが必要になります。
モノや人の移動が難なくできるかどうか
屋上に持ち運びたいものがスムーズに持ち運びできるかどうでが屋上の利用頻度も変わってきます。入り口の広さや階段下に物を置くスペースがあるかなど、実現したいライフスタイルに合わせてリフォームを行いましょう。
建築技術の発展で木造住宅でも屋上へのリフォームが可能になりました。使用目的やそれにまつわる屋内の構造を綿密に計算して屋上にリフォームすれば、憧れだった生活空間を手にすることができるでしょう。
屋上ライフで広がる暮らしの可能性。ぜひ実現してみませんか。