Reform Column
リフォームコラム
Vol.5 リフォーム?建て替え?悩んだときの判断基準
長年住み続けたマイホーム。そろそろ要所要所に老朽化が見え始めてきたなと感じ始めてはいませんか。
長い間住んできた家や土地には愛着が湧くものです。そこで老朽化した家でもリフォームや建て替えをしてずっと住みたいとお考えの人もいることでしょう。ただ、そうなるとリフォームと建て替えのどちらの方が良いのか、というのが悩みどころ。
そこで今回は、リフォームか建て替えかで悩んでいる方々のための判断基準をご紹介します。
耐震強度から判断をする
1981年(昭和56年)6月に建築基準法が改正をされて、国の定める耐震基準が強化されました。法改正以前の建物は耐震性に問題があることが多く、安全面から建て替えを検討する人が多い傾向にあります。もしも、皆さまのお住まいが1981年(昭和56年)より前に建てられた家ならば、建て替えを検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、1981年(昭和56年)を判断基準とするのはあくまで一般論です。家の寿命や老朽化はそれぞれの家ごとに変わってきます。それに加え、家が建っている土地の沈下や軟化が起こっていないかも重要です。
まずはそれらをしっかり調査して、現状の家に住み続けるのが安全か否かを判断しましょう。これら調査をご希望でしたら、LIXILリフォームショップ セイズにぜひご相談ください。
費用と工事期間を考慮する
家の現状から、再利用できる箇所が多いようであればリフォームがおすすめです。リフォームであれば家を解体する費用もかからず、必要最低限の出費だけに抑えることができます。
さらに、リフォームならば期間中に引っ越す必要もありません。業者の方に通ってもらって作業を進めることができ、そして建て替えよりもはるかに早い期間で終わらせることができます。
あと何年、その土地に住むのか
大掛かりに建て替えをするのか、それとも要所要所のリフォームだけで終わらせるのか。判断基準の一つに「あと何年そこに住むのか」というのも挙げることができます。30年以上そこでお住みになるご予定でしたら、ずっと安全安心に暮らせるよう建て替えを考えて良いでしょう。
一方、10年ほどで引っ越そうと考えているのでしたら、小規模なリフォームで事足りる場合が少なくありません。その10年の間に変わるであろう家族構成やライフスタイルに合ったリフォームが重要になります。
法的な制約などが無いか確認する
リフォームや建て替えは、いずれにせよ法律や条令によって制限される場合があります。まずは自分の家が建っている土地に、現在どのような規制がかかっているのかを確認しておきましょう。
住み始めた頃と法律や条令が変わっていることは充分ありえます。例えば増築リフォームをしようと思っても、できない場合があるのです。
自分が住んでいる土地の規制などをお調べの際は、LIXILリフォームショップ セイズがお手伝いいたします。
判断のための4つのポイント
以上のことをまとめると、建て替えとリフォームのいずれかを判断するには次のような点が重要になります。
- 築年数と家の状態
- 費用と期間
- 住居期間の今後のライフスタイル
- 法的制限
これらのことを念頭に、リフォームと建て替えのどちらが良いか考えてみてはいかがでしょうか。
セイズグループでは、リフォーム・リノベーションだけではなく注文住宅も取り扱いしておりますので、あらゆる面から比較検討が可能です。是非お気軽にご相談ください。