Reform Column

リフォームコラム

2016.09.17

Vol.46 リフォームの際に忘れちゃいけないご近所への挨拶

no046_img01_600x400リフォーム工事の着工前、万が一のトラブルを回避するために行なっておくとよい重要な行動があります。リフォームの計画を立てることや業者との打ち合わせもそうですが、意外に大切なのが近隣住民への挨拶です。
これを忘れてしまうと、トラブルを生じてしまうこともあるので注意が必要です。
今回は、実際に起こったトラブル事例と、それを回避するためのポイントをまとめました。

 

リフォームの際のトラブル事例

近隣住民の通行の妨げになる

リフォームを行う際には、多くの業者の方が集まります。その際、道路や近隣の駐車場に駐車することがほとんどです。そうした状況を受けて、近隣の方が「車を出せない」「車が通れない」といったトラブルを招く恐れがあります。事前に業者が車を停める場所を確保しておくことがトラブル防止につながります。予めリフォーム業者に確認をとっておくと安心です。

 

臭いやホコリのトラブル

外壁などを修繕するリフォームの場合、気を付けていてもホコリや臭いが近隣の家にも流れてしまうものです。その際洗濯物を干すこともできずに困った、窓を閉めきったりして苦しんだという苦情を受けることがあります。

 

マンションの共有部分のトラブル

マンションにおけるリフォームの場合、業者の方はエレベーターを利用することがほとんどです。資材などを搬入するためにエレベーターを独占してしまうこともあります。そうした行動が、他の居住者にとって迷惑になってしまうこともあります。

以上3つのようなトラブルを回避するためには、近隣住民の方々への挨拶が有効です。
工事の前に挨拶をすることで、工事中に生まれる隣人の気持ちは異なってきます。

 

挨拶で伝えるポイント

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1週間前までに伝えるようにする

近隣に住まれる方の都合や予定もありますので、工事が始まる1週間前までには挨拶をすませておくと良いでしょう。できるなら平日は避けて、土日に挨拶されてはいかがでしょうか。どうしても会うことができない場合には、手紙を投函しておきましょう。

 

4つの伝える内容

挨拶の時に必ず伝えておきたい内容は「リフォームの内容」「リフォームの期間」「リフォーム工事の時間帯・曜日」「リフォーム依頼者の連絡先」です。これらを伝えることで、騒音やホコリが生じても理解を得ることができます。また連絡先を伝えることで、トラブルが大きくなるのを回避することができるはずです。

 

長期に渡るリフォームは手土産を用意

リフォームが数日で終わるようなら、挨拶のみで良いかもしれません。しかし工事期間が長期に渡る場合は、近隣住民が受けるストレスも大きくなります。できるなら手土産を持参して挨拶に伺うことをオススメします。手土産は、菓子折りやタオルといった1000円程度の物で良いでしょう。

 

挨拶する範囲を考慮する

一戸建ての場合は、自身の家を囲む8方向の住宅に挨拶しましょう。マンションの場合は、自身の部屋の両隣および、上の部屋・下の部屋とそれぞれの両隣を含めた8部屋に挨拶することが望ましいです。またマンションリフォームの場合は、管理会社や管理組合にも伝えておく必要があります。
リフォームの際、業者の方が近所の方々に挨拶をしてくれることもあります。ですが、依頼者である自分自身も挨拶を行うことが大切です。

 
リフォームを行うほど大切にしている家ですから、近くに住まわれている方々とのご近所付き合いも大切にしましょう。
リフォームの際には近隣挨拶を行なって、ご近所トラブルを回避しましょう。

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