Reform Column
リフォームコラム
Vol.34 住宅のリフォーム時期の目安は何年?
住宅リフォームをする時期というのは、家や人によってさまざまでしょう。
では、リフォームを決めるきっかけとは何ですか?
「住宅機器の設備が壊れた」
「家が古くなった」
「間取りに不満があった」
といったことが理由になるかもしれません。
実は、リフォームのタイミングには目安があります。
今回は、リフォーム時期の目安とリフォームの際のポイントについてまとめましたのでご参考下さい。
部分的な修繕リフォームの目安
浴室やトイレなどの設備が壊れたり、給湯器が動かなくなったりといった場合は修繕のリフォームが必要です。ガス関連設備や電機関連設備・水回りというのは定期的に修繕することを求められます。以下はリフォーム時期の目安です。
※下記年数は一般的な例です。使用方法や立地、外部環境などにより変わります
リビング、居室
耐久年数の目安:15年~(室内ドア)
メンテナンス要検討の状態:室内ドアの建てつけ不良、床のキズなど
浴室、風呂場
耐久年数の目安:10年~
メンテナンス要検討の状態:水栓不良、タイルの剥がれ、給湯器の故障など
トイレ
耐久年数の目安:10年~
メンテナンス要検討の状態:タンクからの水漏れ、便器の破損など
キッチン、台所
耐久年数の目安:10年~
メンテナンス要検討の状態:レンジフードの誤作動、コンロの点火不良など
外壁
耐久年数の目安:10年~
メンテナンス要検討の状態:色あせ、ひび割れなど
窓まわり
耐久年数の目安:15年~
メンテナンス要検討の状態:建てつけ不良、ガラス割れなど
屋根
耐久年数の目安:20年~(瓦屋根)、10年~(金属板屋根)
メンテナンス要検討の状態:瓦の剥がれ、瓦の割れなど
リフォームのポイント
なるべくまとめて行う
外壁の塗装などのリフォームは、足場を掛けて実施されます。その際に雨どいの補修やベランダに屋根を付けるといった足場を必要とするリフォームを一緒にやることをお勧めします。足場を作成するために費用がかかるためです。 リフォームの度に足場をかけると費用が高くなりますし、まとめてリフォームしたほうが完成時に美しく見えます。
早めに動くことが修繕を楽にする
特に修繕のリフォームは早めに検討することをお勧めします。壁や屋根などは耐久性が落ちてしまうと、腐食が生じてしまいます。そうなると通常以上に費用がかかってしまうこともあるのです。
リフォームの際には、家の築年数を考慮することも大切です。
新築とは異なり、建物の状態によっては補修費用も掛かります。また、シロアリ被害や電気容量の不足などリフォームに着手して初めて深刻な状況が分かることもあるのです。
リフォームの際の計画は大事なことですが、見積もり以外にどれくらいの費用が必要か。リフォーム会社などに相談されると良いでしょう。