Reform Column

リフォームコラム

2016.04.16

Vol.28 寝室の内窓リフォームは眠りの質を高める!

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「人間の一生の3分の1は睡眠時間」とも言われるように、質の高い睡眠は活力ある生活のために欠かせません。
寝室の内窓をリフォームすることで、「断熱」「防音」という2つの機能を高め、睡眠の質を向上させることができます。

 

断熱効果

内窓を設置する場合、大半の人が断熱効果を求めて設置しているかと思います。
室内を適温に保つことができれば、光熱費の節約にも繋がりますし、省エネ志向の高まりと共に断熱リフォーム、その中でも窓のリフォームは広く知られるようになりました。

室内の熱は窓や壁、床、屋根、天井といった外周部から逃げていきますが、開口部、窓からの放熱が最も多く、半数近い48%にも上るのです。
一方で屋外の熱が室内に侵入する部分も窓であり、熱の侵入の7割以上を占めています。

睡眠の質を確保するためには、夏場で25~27℃、冬場で16~20℃の室温が適当だと言われています。しかし、夏も冬もこのような適温をずっと維持するには、エアコンや暖房器具を長い時間使い続けなければなりません。室内が適温になったと思ってそれらを止めると、あっという間に熱くなったり寒くなったりするからです。

こんなとき内窓を設置すれば、エアコンなどを止めても適温をしばらく維持することができます。快適な睡眠環境を維持できるだけでなく、電気代の節約にも繋がるのです。

 

防音効果

温度と共に眠りの質を左右する要素として「音」があります。寝室内の音は30デシベル以下に抑えることが理想だと言われており、30~40デシベル以上の音が聞こえると眠りの質は下がっていきます。
「40デシベルってどれくらい?」という方も多いと思いますが、環境省の「騒音の目安」によれば40デシベルは「図書館の館内や昼間の戸建住宅地」とあります。
静かに思える図書館でこのレベルなのですから、睡眠にはかなりの静けさが求められることが分かりますね。

【騒音の目安】※環境省より
・80デシベル:航空機の機内
・70デシベル:主要幹線道路周辺(昼間)
・60デシベル:博物館の館内
・50デシベル:高層住宅地域(昼間)
・40デシベル:図書館の館内、戸建住宅地(昼間)
・30~40デシベル:高層住宅地域(夜間)、戸建住宅地(夜間)
・30デシベル:ホテルの室内

この防音という面でも内窓が活躍してくれます。
製品によっては、既存の窓に取り付けるだけでマイナス40デシベルの遮音効果を持つものもあり、道路沿いだけでなく、集合住宅に住まれる方にもおすすめです。

 

内窓の工事方法

No028_img02本格的な窓のリフォームをする場合は、壁全体の構造や換気扇やエアコンの配管配線も考慮しなければなりません。
一方、簡単な工事であれば既存の窓に内窓を取り付けるだけ、早ければ1時間ほどの工事で済みます。
手軽な工事で断熱、防音効果を得たいなら、内窓のリフォームはおすすめです。
眠りの質を高めたいという方は、ぜひご検討ください。

 

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