Reform Column

リフォームコラム

2016.03.11

Vol.23 部屋の風通しを良くするリフォームのポイント

No023_img01窓は部屋のデザイン、採光、眺望を左右する部分ですが、忘れてはならない窓の最大の役目は室内に新鮮な風、空気をもたらすことです。
窓に工夫をすることで、部屋の風通しは大きく変わります。
今回は、部屋の風通しを良くするためのリフォームの方法を、窓を中心にご紹介します。

 

窓を複数設置する

風の通りを良くしようと思ったとき、窓の大きさを変えてもあまり意味がありません。
それよりも、風の出口と入り口になる窓が向かい合った別々の場所にあることが大切です。
部屋に2つ以上の窓を設けることで、風もスムーズな出入りが可能になります。

例えば天井付近の高い部分や壁面に空きスペースがないか見てみましょう。
暖かい空気は上に昇っていく性質があるため、部屋の上部に天窓や欄間窓を設置することで風の流れが生まれ、溜まった空気を散らすことが可能です。
また、窓が高い位置にあることで採光も期待できます。
しかし、手が届かないような高さに窓を設置すれば、掃除やメンテナンスに苦労することもあるでしょう。
その場合、窓を自動開閉式にするなどの工夫を取り入れると、使いやすさが大きく向上します。
場所にこだわらず風の出入り口を増やすだけなら、天井付近ではなく足元に小窓を設けるのも1つの方法です。

 

風の流れを意識する

窓だけでなく、部屋全体の風の流れも確認しましょう。
出入り口になる窓が複数あったとしても、部屋の中に風の流れを遮る部分があれば、空気が滞留してしまいます。
通り道が一直線になり、部屋に入った風がまっすぐ抜けていくものが理想的なレイアウトです。

風通しを良くする方法として「玄関に網戸を設置し外の空気を取り込めるようにする」「ドアをスライド式にして開閉しやすくする」「ドアや室内窓を設置して風をそこに誘導する」といったものがあります。
窓自体は新設できないといった場合も、間仕切りを設置することで風の流れを制限し、流れて欲しい方向に風を送ることができます。

 

シーリングファンを活用する

No023_img02窓のリフォームと同時に、天井装飾の1種であるシーリングファンを設置するのも良いでしょう。
シーリングファンとは、天井に取り付ける扇風機の事で、最近では照明と一体化したものもあり、機能的なインテリアとして家庭に取り入れられています。

シーリングファンの設置は、ロフトがある部屋や天井が高い部屋で特に有効な方法です。室内上部に溜まった空気をかき混ぜ、適度に散らすことができるため、冷暖房の効率もアップし、省エネにも繋がります。

 

窓のリフォームをする場合は、風が入る窓と出て行く窓をそれぞれ設ける、部屋全体の風の流れを意識することが大切です。
今回紹介したポイントを参考に、理想のリフォームを実現させましょう。

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