Reform Column

リフォームコラム

2016.02.19

Vol.20 断熱以外にも!冬の寒さ対策リフォーム

以前の記事では、冬の寒さを防ぐための断熱リフォーム方法について紹介しましたが、今回は、そんな断熱以外の寒さ対策をご紹介します。

2階に比べて1階が寒い理由は?

No020_img01
築年数の古い一戸建てでは「2階は暖かいのに1階が冷え込んで寒い」という意見をよく聞きますが、なぜでしょうか。
これは、温かい空気が高い位置に集まるため、2階に温かい空気が流れるためです。
また、1階は床下から外部の冷気が入り込む一方、高さが無い分太陽光は入りにくく、部屋が温まりにくくなっています。このため、1階は自然と冷えやすくなっているのです。

 

床下のリフォームで冷気を防ぐ

冬の寒さを防ぐには、まずは足元から寒さを絶ちましょう。
断熱材を床下に敷くだけでなく、床暖房設備を取り入れるのも良い方法です。
体の冷えは特に手足といった末端部から進行するので、床暖房を取り入れるだけでも快適さはかなり変わります。
同時にカーペットを厚手のものに替えたり、フローリングを二重張りにすれば、温かさはより向上します。

 

日当たりアップで自然な温かさ

No020_img02先ほども述べたように、日当たりは部屋の暖かさに大きく関わっています。
2階が暖かいのは、日光を採りこみやすいだけでなく、屋根に集まった熱が室内に放出されるためです。日当たりを向上させるリフォーム方法としては、以下のものが考えられます。

  • 窓を大きなものにする
  • 窓の数を増やす
  • 2階の床に吹き抜け部分を設ける
  • 採光のための空間である「光庭」を作る
  • 屋根やベランダにトップライトを設置し、光を送る
  • 窓の反対側に反射用の白い壁を設置する

 

日当たりが良くなれば、部屋が暖かくなるだけでなく、照明がなくても十分な明かりを得られるようになります。省エネはお財布にも優しいのです。

 

換気設備も要チェック!

近年、住宅は高気密・高断熱化していますが、それと同時に汚れた空気が室内に残りやすくなっています。
建築基準法によって、2003年以降に建てる住宅には、24時間の換気システム設置が義務付けられていますが、それ以前に建てられた住宅になれば設備が無い家も多いです。
温かさだけでなく、きれいな空気で快適な室内を保つために、換気設備にも注目しましょう。

 

断熱以外にも冬の寒さを防ぐリフォーム方法はあります。
採光や換気のリフォームを取り入れることで、冬でも温かく、快適な居住環境を得ることができます。
今回紹介したものも参考に、ご自分のお住まいに合ったリフォーム方法を選んでみてはいかがでしょうか。

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