Reform Column

リフォームコラム

2018.11.12

Vol.138 ルーフバルコニーをリフォームで作る際のポイント

リフォームでベランダやバルコニーを設置して「外の景色を眺めながらゆったりと落ち着いた時間を過ごせる空間を作りたい」と考えている方も多いと思います。そのような方にはルーフバルコニーがおすすめです。

ここではルーフバルコニーがどのようなものか、またリフォームで作る際のポイントをご紹介します。

 

ルーフバルコニーとは

ルーフバルコニーとは、下の階の屋根を利用したバルコニーのことです。ルーフガーデン、またはルーフテラスとも呼ばれます。

下の階の屋根を利用することから、一般的なバルコニーよりも面積を広く取りやすく、日当たりが良く開放感が大きいです。

面積を広く取れることから、イスやテーブルを置いてリラックスしたり、友人を招いてバーベキューなどをしたり、活用法が多いというのがルーフバルコニーのメリットになります。

 

ルーフバルコニーを作る際のポイント

リフォームでルーフバルコニーを作るのであれば、以下のポイントをしっかり押さえておくようにしましょう。

 

防水対策をしっかり行う

ルーフバルコニーは屋根を利用して作るバルコニーです。当然、屋根の下には居住スペースがあるということですので、しっかり防水対策を施しておく必要があります。また水はけがよくなるよう工夫することも肝心です。これらの点に注意しておかないと、使っているうちに水が漏れるというトラブルが起こってしまいます。作ったあとも定期的にメンテナンスをするようにしましょう。

 

積載重量制限を確認する

耐震性確保の都合上、ルーフバルコニーには荷重制限が設けられることがあります。ルーフバルコニーの利用方法をしっかりリフォーム業者に伝え、その利用方法に適したルーフバルコニーにすることができるかどうか確認するようにしましょう。

 

法規制をしっかりチェックする

住宅や建っている土地の場所によって、建蔽率や容積率の上限が異なります。ルーフバルコニーを設置することでそれらの上限を超過してしまうこともありますので、自分たちの求めているルーフバルコニーが建築基準法の定める建蔽率や容積率の適法の範囲内であるかどうか、リフォーム業者に確認するようにしましょう。

ルーフバルコニーの設置は、本来ならデッドスペースになる屋根を利用したものです。専有面積を有効活用できるもので、メリットもいろいろとあるものですが、法律の規制などで理想通りのものを作れないということもあるので注意してください。

リフォームでルーフバルコニーを導入したいと考えている方は、リフォーム業者と相談してじっくり検討しながら計画を立てていくようにしてくださいね。

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