Reform Column
リフォームコラム
Vol.134 リフォームするなら外構にこだわろう! 外構の種類
住宅をリフォームするときは、間取りや設備、内装や外装などについてはしっかり検討すると思います。それらのものを新しくするのが、リフォームの醍醐味と言っても過言ではないでしょう。
しかし、理想のマイホームを実現するには、家そのものだけではなく、住宅を取り囲む外構についてもしっかり考えなければいけません。外構にもいくつかの種類がありそれぞれでメリットが異なります。種類ごとの特徴を知って自分たちのライフスタイルに合ったものを選びましょう。
ここでは、リフォームするならこだわりたい外構の種類についてご紹介します。
外構の種類① オープン外構
ひとつ目は「オープン外構」です。
オープン外構はその名の通り、道路と住宅の間に塀や壁を作らないタイプになります。道路から建物が見え、広々とした印象を与えるのが特徴です。欧米によくあるスタイルで、庭を道行く人に見てもらうことができるので、ガーデニングが趣味の方などにおすすめのスタイルと言えるでしょう。
オープン外構のメリット
・広々とした印象になる
・工事費が比較的安い
・道行く人や近所の住人との交流が生まれやすい
・街の景観の一部になれる
オープン外構のデメリット
・敷地内に人や野良猫などが入り込みやすい
・道路との間に壁がないため安全面に注意が必要になる
外構の種類② クローズド外構
クローズド外構は、住宅と道路の間に壁やフェンスなどを設けて、道路からの視線を遮断するタイプの外構です。開放感は少なくなりますが、住宅の周りを壁などでとり囲むことで、家の存在感を増すことができます。プライバシーをしっかり守りたいという方におすすめのタイプであると言えるでしょう。
クローズド外構のメリット
・プライバシー保護に効果的
・道路との間に壁があるため安全性が高い
・自分たちの空間を作れる
クローズド外構のデメリット
・費用が比較的高い
・敷地が狭いと窮屈に感じられる
外構の種類③ セミクローズド外構
セミクローズド外構は、オープン外構とクローズド外構それぞれのメリットを取り入れたタイプです。壁やフェンスなどは取り入れるとしても低くして見通しがきくようにしたり、駐車スペースがある場所など一部をオープンにしたりなど、自分たち好みの外構スタイルすることができます。
壁などによって目隠しをしつつ、しっかり自分たちのプライベート空間を確保することができるなど、現在人気の外構スタイルです。
外構は住宅の印象にもつながる重要なものです。また、外から見たときだけではなく、家の中にいるときの安心感や居心地などにも影響を与えます。リフォームを検討中の方は、住宅の間取りや設備などだけではなく、外構にも意識を向けるようにしましょう。