Reform Column
リフォームコラム
Vol.127 リノベーションブームで注目が集まるヴィンテージマンションの魅力
新築のマンションを購入するのではなく、中古マンションを購入しそれをリノベーションで自分の理想に近づけるという方法があります。リノベーションをすることで、新築のマンションを購入するよりも、より自分の理想に近いお部屋を実現することができるので、近年中古マンションの人気が高まっています。
そんな中、注目が集まっているのがヴィンテージマンションです。いわゆる中古マンションとは違う魅力を持ったヴィンテージマンションとは、いったいどのようなマンションなのでしょうか。
ここでは、リノベーションブームで注目されつつあるヴィンテージマンションの魅力についてご紹介します。
ヴィンテージマンションとは
ヴィンテージマンションというのは、古いマンションでありながら、その古さが味わいの一部になっているマンションのことを指します。ただ時代を感じさせるだけではなく、新築時から精巧に建築され、長い時間を経た現在であっても問題なく暮らせるマンションです。
ジーンズなどを想像するとわかりやすいと思いますが、しっかりできたジーンズはメンテナンスをしながら履き続ければ、徐々に味わいが出てきますよね。何十年も前に作られたのに古臭さがなく、現在でもオシャレに見え、そしてズボンとしての機能をしっかり持っています。
ヴィンテージマンションもそれと同じで、築年数は長いのに管理が行き届いてしっかりしていて、そして現代社会においてもどこか趣があるものなのです。
ヴィンテージマンションの魅力
ヴィンテージマンションの特徴として、「もともと富裕層向けに建てられたもの」であるというものがあります。富裕層向けに建てられたものであるからこそ、時間が経っても劣化が少なく、またデザインなども凝っているものが多くなるのです。
間取りなども広めにとられていることが多く、リビングが吹き抜けになっているものや、トイレが複数個設置されている、最上階であればルーフバルコニーがあるなど、高級感のある作りになっているものもあります。また、専用庭が設けられているものや、プールがついているものもあり、生活をより彩ってくれるなど、ヴィンテージマンションにはいわゆる中古マンションにはない魅力がたくさんあるのです。
前述した魅力的な部分を享受できるというのも、ヴィンテージマンションに住むことのメリットです。しかし、ヴィンテージマンションのメリットはそれだけではありません。
ヴィンテージマンションはありふれた中古マンションとは一線を画した存在で、それだけで希少価値があります。住んでいるだけでステータスになりますし、資産としての価値も申し分ありません。しっかり管理、メンテナンスを施していれば、売却を考えたときにもすぐに買い手が見つかるでしょう。
いわゆる中古マンションとはひと味違うヴィンテージマンション。マンションを購入してリノベーションをしようと考えている方は、その選択肢に追加してみはいかがでしょうか。