Reform Column

リフォームコラム

2018.07.30

Vol.124 リフォームで使いやすく!押し入れ活用アイデア

和室の収納スペースといえば押入れですが、住む人のライフスタイルによっては使いづらく、有効に活用できていないケースが多々あります。しかし、押入れ特有のサイズ感を生かすことで、とても便利な空間に生まれ変わることができます。そこで、さっそく試してみたくなるような押入れの手軽な活用法と、思い切ったイメージチェンジを実現するリフォーム方法をご紹介します。

 

リフォームの前におさらい! 押入れの最大の特徴

押入れのサイズは、間口が平均170cm程度、奥行きが80~90cmが一般的です。中の棚板で上下に仕切られ、上段が90~100cm、下段が70cm前後となっています。洋室のクローゼットの奥行きはおよそ60cmが平均的なので、押入れの奥行きがだいぶ広いことが分かります。

この奥行きの広さは布団の収納には大変便利なのですが、ベッド派のご家庭にとってはなかなか扱いづらく、ついつい奥に不要な物を押し込んでしまったり、デッドスペースになってしまったりと、もったいない空間になりがちです。リフォームの際は、この奥行きを逆に活用するのが有効的です。

 

押入れを簡易クローゼットに変身!

押入れのリフォームとして手軽にできるのは、収納方法を工夫して洋室のクローゼットのように使用することです。その際、上下を仕切る中の板が不要な場合は約2~3万円程度で撤去することができます。すると、ハンガーラックを設置することでコートなどの丈の長い衣類を収めることができ、収納できるものの幅がぐっと広がります。お金をかけずにリフォームしたいという方は、中の板はそのままで、収納スペースをあえて奥に配置し、手前をアイロンがけなどの作業台として使用するのも有効的です。実は、上段の高さは大人が立ったまま作業するのにちょうどいい高さでもあります。中の板や壁にクロスやタイルシールを貼ったり、照明をつけたりすることで、押入れの雰囲気がぱっと明るくなります。

ふすまから扉へリフォーム!

もう少し費用をかけて、部屋の雰囲気を洋風に変えたい……という方には、ふすまを扉にリフォームするのがおすすめです。ふすまはどうしても和室のイメージが強く、物の出し入れの際に間口の半分のスペースしか使えないというデメリットもあります。扉にすることで部屋の印象はがらりと変わりますし、大きな物を収納する際もスムーズになります。

扉のデザインや材質はさまざまで、選ぶものによって費用も変動しますが、およそ8万円前後が相場です。ふすまから扉への取り替えは、扉枠の変更やレールの取り付けなどの特殊な工事が必要となりますので、まずは専門の施工業者に相談しましょう。

押入れの奥行きの広さは短所と思われがちですが、有効活用すればたっぷりとしたスペースをあらゆる空間に変身させることができます。扉のリフォームは、今後和室として活用する予定がなく、収納も洋風のインテリアとマッチさせたいという方には非常に効果的な方法です。押入れが物置状態になっている方は、予算に合わせた押入れのリフォームをすることで、暮らしがもっと豊かになることでしょう。

まずは、ご家庭の押入れの状況をもう一度確認し、収納としての機能をアップしたいのか、見た目の印象を大きく変えたいのかなど、イメージを膨らませてみませんか?

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