Reform Column

リフォームコラム

2017.01.21

Vol.61 掘りごたつへリフォーム!日本の文化を活かし快適に

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日本で冬の重要なアイテムとなるのが、こたつですね。
こたつには通常のこたつと、足元に空間のある掘りごたつの2種類があり、冬をゆったりと過ごすためには欠かせません。
今回は、掘りごたつのメリットとリフォームの作業工程、費用についてご紹介します。
 

掘りごたつのメリット

掘りごたつは座っても椅子と同じ姿勢になるため、脚をリラックスさせることができます。これは、脚や腰が悪い高齢者に優しい構造です。
熱効率が良いという点も掘りごたつのメリットです。通常のこたつの場合、人がこたつから出ると暖かい空気が漏れて、温度が下がってしまうことがあります。掘りごたつであれば、こたつの下部の広い空間に溜まった熱気が漏れにくくなります。
部屋の温度が多少低くても、足もとが暖かければ意外と過ごせるものです。余計な空調代の出費を抑えることができるため、省エネ効果も得られます。
また掘りごたつは布団を外して堀に蓋をし、そのまま座敷としても利用できます。部屋をさまざまな用途で利用することもできるため、掘りごたつはメリットが多いと言えるでしょう。

 

掘りごたつの作る工程

掘りごたつのリフォームはの多くは、和室に設置されます。
ここでは、和室における掘りごたつリフォームの工程を紹介します。

1.畳がある場合は現在ある畳を外す
2.床板を外す
3.床板の下の木材が古い場合は新しいものと交換する
4.掘りごたつのスペースを確保しつつ、新しい土台を組む
5.床板を敷く(この際、床板の下に断熱材を敷くこともあります。)
6.掘りごたつの枠を取り付ける
7.新しい畳を敷く

 

掘りごたつにかかる費用

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掘りごたつのリフォームにかかる費用は、およそ20~60万円程度です。金額に幅があるのは、1階や2階など状況によってリフォームの内容が異なってくるためです。
掘りごたつは、基本的に1階にしか設置できません。1階の天井の構造次第では2階に掘りごたつを設置することもできますが、この場合大がかりなものとなるため費用も高くなってしまいます。
費用を抑えるには、“床の上に掘りごたつの本体を置く”という方法がおすすめです。この方法であれば2階でも比較的安価に掘りごたつを設置することができます。

 
最近では、ユニット化された掘りごたつもあり、工事の方法や製品次第では安価でリフォームすることができます。しかし、ユニット式の掘りごたつが目的の場所に合わなかったり、オリジナルの掘りごたつを注文する場合は、費用が100万円を超えることもあるでしょう。

 
こたつ・掘りごたつは日本独特のものですから、基本的には畳が敷かれた部屋に設置することが多くあります。しかし最近では洋室だけの住宅も増えており、それに合わせて洋室に合った掘りごたつも増えてきました。今ではクッションフロアやタイルカーペットでも、掘りごたつの設置は可能です。
ぜひ、リフォームする際は掘りごたつの設置も併せて検討してみてはいかがでしょうか。

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