Reform Column
リフォームコラム
Vol.35 新築マンションVS中古マンション、それぞれのメリットは?
マンションの購入を検討されている方にとって「新築か中古か」というのは悩まれる点でしょう。
一般的なイメージでは「新築マンション=建物が綺麗で設備が充実しているけど高い」「中古マンション=安いけど建物や設備が古い 」というものかもしれません。
それだけで新築か中古を選ぶには判断材料が少なすぎると言えるでしょう。
両者のメリットは他にも、いくつかあります。
今回は、新築と中古のマンションのそれぞれのメリットについて紹介します。
新築マンションのメリット
建物や設備がキレイ
前述した通り、新築マンションの最大の魅力は建物自体が綺麗で設備も最先端のものが揃っている点です。
購入した方が最初の居住者になれるので、全ての設備に劣化しているものが無く安心して 使用できます。
築5年まで固定資産税が半額
マンションの築数に関わらず、購入した後は「固定資産税」という税金を支払う必要があります。これは土地や家屋を踏まえた評価額に比例して支払う税金です。
新築マンションの場合は完成してから5年間において固定資産税が半額に軽減されます。対して、築6年以降の中古マンションは軽減されることはありません。
ご近所付き合いが比較的ラク
マンションで暮らす際には、ご近所付き合いが大切です。中古マンションの場合は、引越し てきても、すでにグループが出来ていると入り込むにはなかなか勇気が要るでしょう。
新築マンションの場合では、周りに住まわれる方々もほぼ同時に 入居してきます。周りも含めて新しいコミュニティとなるため、お互いに話しかけやすいでしょう。
中古マンションのメリット
希望条件で探せる物件数が多くなる
希望する予算や立地といった条件を固定した場合、新築マンションよりも中古マンションのほうが、条件に適した物件数が多くなります。
駅からの距離や間取りに至るまで、あらゆる面で幅広く探せるのは中古マンションのメリットだと言えるでしょう。
実際の物件を確認できる
新築マンション向けのモデルルームとは異なり、実際に建築された物件を見学することができます。部屋の状態や日当たりなどを確認できることで、購入の際の検討ポイントにすることができるのです。
購入価格が低いため予算をリノベーションに回しやすい
こちらも冒頭で述べましたが、中古マンションは新築マンションよりも購入価格が安いです。新築マンションを購入することを考えれば、中古マンションを購入すると相応の予算が浮くことになります。これをリフォームやリノベーションの費用に回して、ご家族のライフスタイルに合わせた居住スペースを作ることもできます。こうしたことも、中古マンションの魅力と言えるでしょう。
選び方は購入者の考え方次第
新築マンションか中古マンションかを選択されるのは、何より購入者の考え方次第です。
マンション選びに苦労したくない方は、あらかじめ情報や設備が揃っており仲介業者との交渉も不要である新築マンションを選択されると良いかもしれません。
一方、マンション選びにこだわりたい方は中古マンションの購入をお勧めします。
中古マンションは新築マンションに比べて情報が少なく、豊富な情報を有している仲介業者とのやり取りが欠かせません。
たとえ条件の合う中古マンションが見つからなかったとしても、購入した後にリフォームやリノベーションを行いやすいことは既に述べました。ご自身やご家族が気に入る居住スペースを作ってみてはいかがでしょうか。