Reform Column

リフォームコラム

2018.09.10

Vol.129 静かな生活を手に入れよう!防音リフォームのポイント

騒音問題は日々の生活にストレスを与えてしまうものです。近くに大きな道路が走っている、線路があるなどの場合、夜遅くまでそこを走る自動車や電車の音が聞こえてきて、大きなストレスになっているという人も多いでしょう。

リフォームで住宅の防音性を高め、快適な生活を手に入れましょう。ここでは、快適な生活を手に入れるための防音リフォームのポイントをご紹介します。

 

防音性能がある窓に替える

音は空気を伝って住宅内に侵入します。住宅における空気の出入り口のひとつが窓です。そのため住宅の防音性を高めたいのであれば、まずは空気の侵入経路である窓のリフォームをすることをおすすめします。

防音効果のある窓に2重窓というものがあるので覚えておきましょう。2重窓には「厚みが違うガラスを2枚合わせたタイプ」と「2枚のガラスの間に防音シートを挟んだタイプ」の2種類があります。リフォームの際はどちらのタイプがいいのか業者に相談して設置する窓を選ぶようにしてください。

また、既存の窓の内側に内窓を設置するという方法もありますので、あわせて覚えておきましょう。

 

壁や床に遮音シートを取り入れる

音の侵入経路は窓だけではありません。表を走る自動車などによって地面が揺れ、その揺れが家の壁や床を伝って住宅内に音を運んでくることもあるのです。

壁や床には遮音シートを貼る、防音材を取り入れるなどの対策をすることをおすすめします。壁や床を伝って入ってくる音がなくなるだけでも、騒音はかなり軽減されるものです。

また、外壁に使っている壁材そのものを防音性のあるものにリフォームすることもおすすめです。

 

自分たちが騒音の元にならないよう防音室を作る

騒音問題は、常に自分たちが被害者になるわけでありません。場合によっては自分たちが騒音を作っているケースもあります。

例えばピアノやギターと言った楽器を趣味に持っている方などは、知らず知らずのうちに近隣住民にストレスを与えている場合があるのです。

楽器を趣味にお持ちの方は、リフォームで防音室を作るなどして、音が外に漏れにくくなるようにしましょう。

防音室を作る場合は、窓やドア、壁の一部といった一部分だけではなく、部屋全体に防音リフォームを施す必要があります。

吸音材や遮音シートなど、部屋を防音室にリフォームするのは多少費用がかさむものですが、そうすることで自分は趣味の音楽を存分に楽しめますし、近隣住民も騒音に悩まされることがありません。どちらにとってもメリットがありますので、ご検討ください。

騒音は、場合によっては精神に悪い影響を与えてしまうものです。日々騒音問題に悩まされている、また自分たちが騒音の元になっているのではないかと不安に思っている方は、ここで紹介したことを参考にして、住宅に防音リフォームを施すことをおすすめします。

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