Reform Column

リフォームコラム

2018.04.09

Vol.108 理想の住いにリフォームできる!「施主支給」のメリットと注意点

自宅をリフォームする際は、間取りだけでなく材料にもこだわって、より住みやすい環境を作りたいものです。リノベーションをより理想的なものにするために、住宅設備を「施主支給」するリフォームのやり方を選ばれる方もいらっしゃいます。

今回は「施主支給」によるリフォームについてご説明し、そのメリットや注意点をご紹介していきます。

 

「施主支給」リフォームとそのメリットとは

「施主支給」とは、依頼主がリフォームに使う住宅設備を用意して、建築業者に支給することを指します。

通常、新たに住居を改築する時は、住宅会社や工務店といった建築業者がすべての建材を用意して家を作ります。手配された材料や住宅設備は、メーカーから代理店を通して現場に搬入されることが一般的です。

依頼主が住宅設備を施主支給する場合は、こうした住宅設備を依頼主みずからが用意し、必要であれば搬入までを自分で行います。旧宅で愛用していた家具をそのまま再利用したり、気に入った住宅設備を取り入れてリフォーム後の生活を豊かにすることができる方法なのです。

 

施主支給に向いている住宅設備とは?

施主支給に向いている住宅設備には、デザイン性の高い製品や、使い勝手のいい設備、長年愛用してきた家具などが挙げられます。

建物をリノベーションする際に、こだわりの照明器具や家具などを取り入れることが可能です。エアコンや食洗器などの家電製品も、リフォーム後の住宅に引っ越しさせることができます。また、こだわりの床材や手洗いボールなど、施工が簡単なものも施主支給しやすいものだといえます。

旧宅で使っていたお気に入りの家具や、選び抜いた住宅設備を支給することで、リフォーム後の住宅をより住みよいものにすることができるのです。

 

注意すべき「施主支給に適していないもの」

施主支給できる住宅設備は、“住宅をより良くするもの”です。そのため、住宅そのものの安全性や耐久性などに影響する建材は適していません。

またシステムキッチンやユニットバスなど、複雑で大掛かりな住宅設備をそのまま移行することも難しいといえます。

同様に輸入品のドア・ドアノブは日本とは規格が違うことがあり、リフォーム設計に支障が出てしまうため、あまり施主支給に適しているとはいえません。

 

どうしても導入したいものがある場合は、リフォームを検討する段階から話を進め、施主支給ができるかどうかを確認しておきましょう。その際、デザインリノベーションを得意としている代理店を利用すると、支給した住宅製品を活かした設計を作り上げることができます。細かなポイントまで話を詰めて、満足のいくリノベーションを行いましょう。

 

リフォームショップセイズは、
性能とデザインを両立させた
フルリノベーションをメインに
展開しております。

リノベーションメニューはこちら

SNSでこの記事をシェアしよう!

  • facebook
  • LINE
  • twitter
コラム一覧へ

カテゴリー

月間アーカイブ

月間アーカイブ

TOP