Reform Column

リフォームコラム

2017.03.11

Vol.68 「ゾーニング」とは?後悔しないリフォームのために

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リフォームを行う際、誰もが後悔しないような理想の家づくりを目指すものです。実際にリフォームを行う前には、家具などのスペースの取り方や間取りについて考えることも多いでしょう。
そうした時に役立つ「ゾーニング」という考え方があります。
ここでは、ゾーニングの考え方やポイントについてご紹介します。
 

ゾーニングとは?

最近では、家づくりやリフォームなどの本を読んでいるとゾーニングという聞き慣れない言葉を見るのではないでしょうか?
ゾーニングとは、家の中の空間を目的・機能別で分けて考える方法を指します。空間デザインの基本となる考え方で、リビングなどの「パブリックゾーン」、子供部屋などの「プライベートゾーン」、キッチンやトイレといった「サービスゾーン」の3つに分けていきます。
 

どの部屋がどのゾーンに当たるの?

3つのゾーンが互いにつながることで、お互いのゾーンが干渉し合うことなく、利便性が高くなります。また移動もスムーズになりやすくなります。
ここでゾーニング時の部屋毎のゾーン分けについて見ていきましょう。

パブリックゾーン

家族が集まったり、お客さんを迎え入れたりする空間。リビングや客間などが該当します。最近ではダイニングがリビングと一体化したオープンキッチンが増えており、この場合はキッチンもパブリックゾーンとして考えられます。
 

サービスゾーン

キッチンや浴室、トイレなど生活をする上で必ず必要となる空間を指します。
 

プライベートゾーン

子どもの部屋や、それぞれの寝室、書斎など家族が個人で利用する頻度の高い空間のことです。
 

ゾーニングのやり方

家の周囲や環境を踏まえてゾーニングする

道路と玄関、道路とカーポート、玄関と各部屋などのつながりを考えましょう。
また、サービスヤードや室外機置き場など細かい点も考えておく必要があります。
※サービスヤードとは、キッチンに面した庭の一部で洗濯ものを干したりゴミ置きをしたり、荷物の搬出を行う空間のこと。
 

ゾーンの快適な向きを考える

眺望や日当たりを考慮してリビングやダイニングの位置を決めます。ダイニングにつながるキッチンも見当がつくため、洗面やトイレなどの水回りが決まってきます。
 

ゾーニングを利用する際のポイント

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リフォームでゾーニングをする際は上下階のつながりを考えることも大切です。
1階で都合が良い位置でも、2階に配置すると利便性が下がるケースもあります。
たとえば、騒音が心配される子ども部屋やトイレは、寝室の上には持ってこないようにすることがポイントです。
また、上下階で洗面などの水回りの位置が違うと配管が長くなり、経費も高くなる恐れがあるため注意しましょう。

ゾーニングでは、どの空間に重きを置くかでリフォーム後の家の快適度が変わってきます。

リフォームをする際は、事前に「家族が集まるパブリックゾーンを中心にリフォームする」、「子供が自立したので、個室をもっと有意義なものにする」などテーマを決めてゾーニングをすることが大切です。

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