ハウスメイキングラボ(住宅コラム)
Vol.65 一戸建ての土地の探し方!探すときのコツとは
一戸建て住宅を一から建てる際、土地を持っていない方であれば、まず土地探しから始めることになると思います。土地は、住宅の良し悪しを左右する重要なものです。しっかり考えて良いものを選ぶようにしましょう。
とはいっても、土地の探し方がいまいちよくわからないという方も中にはいると思います。そこで今回は、土地を探す際に押さえておくべきポイントをいくつかご紹介します。
土地を探す方法
土地を探す方法は大きく分けて3つあります。
- インターネットで探す
- 不動産会社や建設会社などの業者に探してもらう
- 歩いて探す
必ずしも、このうちのどれかひとつの方法だけで探さなくてはいけないわけではありません。むしろ、これら3つの方法を積極的に組み合わせていく必要があります。
ネットは情報収集に使う
最近では、ネット検索で土地を簡単に見つけることができるようになりました。土地情報をホームページに掲載している不動産業者も増えたおかげで、どんな場所からでも住みたい地域の土地情報が手に入ります。
しかし、ネットに掲載されている情報は氷山の一角です。すべての土地情報がネットに出ているわけではありません。また、掲載されている情報も、必要最低限のものであることが多く、土地の購入を決意するために充分な情報量であるといえないのです。
ネットでは、最低限の基本情報を収集するだけにとどめ、もしも目ぼしい土地を見つけた場合は、管理している不動産業者に出向き、そのほかの重要な情報を聞き出したり、ほかに良い土地がないか尋ねたりするようにしましょう。
実際に自分の目で見る
ネットや不動産業者でしっかりした情報を得ることができたとしても、それだけでその土地を購入してはいけません。必ず自分の足で現地を確認しに行きましょう。また土地の周辺環境は、ネットや不動産業者の話を聞くだけではわかりません。場合によっては、現地の人しか知らない情報があることもあります。
土地周辺を歩いてみたり、近隣の人にその土地について尋ねてみたりするなどして、現地でしか得られない情報を入手するようにしてください。
土地情報のチェックポイント
土地の探し方がわかったところで、土地情報をチェックする際のポイントをご紹介します。
もちろん、人によって土地に求めるものが異なるとは思いますが、最低限チェックしておきたいポイントもあります。
販売価格を土地の評価額と比べる
土地の販売価格は不動産業者が決めています。土地の価値の指標として、公示地価や路線価などがありますが、販売価格が必ずしもそれらの額と一致しているわけではありません。場合によっては、公示地価や路線価と比較して販売価格が高くなっていることもあるので、要注意です。
公示地価や路線価は、相続税や固定資産税などの税額に影響を与えるもの。販売価格だけではなく、それら土地の評価額もしっかり確認するようにしておきましょう。
周辺の土地相場も調べる
購入しようとしている土地の価格だけではなく、周辺の土地の価格も一緒に確認しておきましょう。もしも、周囲の土地価格と比べて著しく高すぎる、もしくは安すぎるのであれば、何かしらの原因があることになります。特に安すぎる場合は、土地の地盤が弱い、過去に事故があったなど建てた住宅に影響を及ぼすような問題があることもあります。
土地の探し方と、土地を探す際のチェックポイントについてご紹介しました。土地を探そうと考えている方は、ここで紹介したことを参考にして理想の土地を見つけてくださいね。
セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。