HOUSE MAKING Lab ハウスメイキングラボ

ハウスメイキングラボ(住宅コラム)

Vol.47 キッチンの選び方と配置、新築では理想のキッチンを!

最近のキッチンは、リビングやダイニングと一体化した空間となる間取りが増えており、多くの人に選ばれています。キッチンにはさまざまなタイプがあるがゆえに事前にその特徴を知っておかなければ、住宅を建てた後で後悔してしまうかもしれません。ここでは、キッチンのタイプと選び方と配置についてご紹介します。

キッチンの種類

クローズドキッチン

No047_img01_600x400クローズドキッチンは、昔ながらのキッチンが完全に独立した環境です。ダイニングやリビングと仕切られており、1つの部屋として扱われます。

自宅に仕事のお客様を頻繁に招待する人や、料理に集中したい人に向いています。また、料理の臭いや熱を他の部屋に流したくないという方はクローズドキッチンを選びましょう。

セミオープンキッチン(対面キッチン)

ダイニングが見渡せるキッチンです。カウンターを設けることで、料理を持ち運ぶ手間が省け、片づけがスムーズに行えるなどのメリットがあります。このセミオープンキッチンは、料理や片付けをしながら子どもの様子も見ることができるため、小さなお子さんがいるご家庭にオススメです。

アイランドキッチン(オープンキッチン)

アイランドキッチンは壁と隣接することはなく、シンクを独立させて島のようになっているキッチンです。このキッチンは、キッチンを利用する時間が長く、利便性を高めたいという人に向いています。また、友人を呼んで料理やお菓子作りをしたいなど、趣味の場にキッチンを使う人にオススメです。

キッチンを選ぶポイント

種類別ではっきりキッチンを選ぶ他にも、キッチンにいる時間で選ぶという方法もあります。キッチンにいる時間が長い場合は、キッチンでの機能性を重視することが大切です。集中して短時間の作業で終わらせたい方はクローズドキッチンが、反対に、長い時間作業するけど疎外感が苦手という方はオープンキッチンやセミオープンキッチンで、テレビが見えたりすると良いでしょう。キッチンにいる時間の短い人や、頻繁にダイニングやリビングと行き来する人ほど動線を短くし、隣接する空間との利便性を活かしたオープンキッチンなどにすると良いでしょう。

キッチンの配置のコツ

空間を広く見せたい場合

No047_img02_600x400直線状にリビングとダイニング、キッチンを隣接させます。空間を仕切る壁をなくして配置することで奥行きを出し、広々と見せることができます。キッチンは、アイランドキッチンやセミオープンキッチンを選ぶことで、使用する人もより開放感を感じることができます。



キッチンの利便性を上げつつリビングからは見えないようにしたい場合

リビングとダイニングを直線上に配置し、L字になるようにダイニングの横にキッチンを配置しましょう。こうすることでLDKの利便性を得ながら、リビングからキッチンでの作業が見えることがなくなります。住宅に客間がない家でお客さんをしばしば迎え入れることがある場合にオススメです。

できるだけ動線を短くしたい場合

キッチンとダイニングを隣接しても、対面に接地すると料理してからキッチンを回り込む必要があります。動線を極力短くするためには、キッチンのシンクからダイニングのテーブルまでを横に並ばせるよう配置しましょう。横にダイニングの空間を持ってくることで、回り込むことなくテーブルにつくことができます。

 

家にお客さんを招待する場合や、料理を趣味として広々と使いたい場合など、それぞれの状況と目的に応じてキッチンの配置を考える必要があります。キッチンの種類とそれぞれの特性を把握して、後悔のない注文住宅を作りましょう。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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