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ハウスメイキングラボ(住宅コラム)

Vol.18 中庭を作る5つのメリット、敷地が狭いからこそ効果アリ!

中庭がある家と言うと、なんとなくオシャレなイメージを思い浮かべるかもしれません。実は日本の伝統的な中庭には、さまざまなメリットがあります。敷地が狭くて困っている家でも、中庭を設けることでメリットを感じることができるはずです。

今回は中庭を設けるメリットについてまとめました。

中庭とは

中庭とは、建物に囲まれた形の庭の事を指します。中庭の形は主に2種類あります。3方向を建物に囲まれた「コ」字型と、四方を囲まれた「ロ」字型です。

古くから日本の建物は狭い土地の中にひしめくように建っており、隣の家との間隔が狭く奥行きが長かったという傾向があります。そうしたなか、先人たちは少しでも風通しや日当たりを良くするために中庭を用いたと考えられています。

中庭を設けるメリット

No018_img01_600x400通気性が良くなる

上の項目で少し説明しましたが、中庭を設けることで部屋の中の通気性が良くなります。中庭は太陽光に暖められると、小さな上昇気流を発生することがあります。この際に周囲の窓や扉を開けておくことで、空気が引っ張られて風を感じやすくなるのです。

日光を取り入れやすい

こちらも少し触れましたが、中庭の周りに窓やガラス戸などを設置することで太陽光を取り入れやすい環境になります。建物の真ん中から光が入ることで、家全体を明るく感じることができるでしょう。中庭の広さによっては洗濯物を干す場所としても十分使えるはずです。

開放感があり、家を広く感じる

家の中に天井のない中庭があることで、高さに関して制限を感じません。その結果、家全体を広く感じることができます。

プライバシースペースの確保

都市部で生活をされている方にとっては、近隣の方々の目を気にしながら生活される方も少なくないでしょう。中庭は、外からの目線を気にせずに過ごすことができる場所です。家族だけでバーベキューを行ったり、子供の遊び場にするなど積極的に利用できます。

防犯面で心配が少ない

No018_img02_600x400通常の庭は建物の外側に面しているため、垣根などを超えてきた侵入者を防ぐことができません。ですが、「ロ」字型の中庭の場合は建物に囲まれているために庭から侵入される心配は少なくなります。

 

最近では、パティオと呼ばれるスペイン風の中庭も注目を集めています。日本の庭のように芝生や植物を設けているのではなく、石畳などを利用したテラスに近い庭です。

デザインや使いやすさを考慮しながら、中庭作りに取り組んでみませんか。

 

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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