ハウスメイキングラボ(住宅コラム)
Vol.15 「規格住宅」ってどういうもの?そのメリットと魅力とは
以前の記事で「注文住宅」や「分譲住宅」に関する情報をお届けしました。実はこの他にも住宅の種類があります。それは「規格住宅」です。
今回は規格住宅とは何か、規格住宅のメリットなどをまとめました。マイホームの建築を検討されている方は参考になさってください。
規格住宅とは?
規格住宅とは間取りや外観などが、ある程度パッケージ化された住宅です。同じように不動産会社が建築した後に販売する分譲住宅というのがあります。規格住宅の場合は、デザインなどに関する選択肢が設けられており、カタログから選ぶことが可能です。完全にデザインが固定されている分譲住宅とは大きく異なります。
規格住宅のメリット
打ち合わせに時間が取られない
注文住宅などの場合にはお客様のご要望をお聞きし、住宅建設のルールなどに照らし合わせて擦り合わせるという作業が入ります。対して規格住宅の場合にはカタログなどを参照にしつつ、選んで頂くだけなので打ち合わせにあまり時間が取られません。
高品質でも費用が安くなる
規格住宅を建築するのに利用する素材は、一貫した生産体制が整った工場で生産されるケースが多くあります。同じ素材を大量に仕入れていることで仕入れ値を抑えたり、建築作業の手順がマニュアル化されることで人件費がかからなかったりします。そのため、規格住宅は高品質のものでも、安いコストで提供できる場合があります。
建築時間が短い
上でも説明したように、建築の際の手順もマニュアル化されています。そのためフルオーダーメイドの注文住宅に比べると、住宅が完成するまでの時間がかかりません。これも規格住宅の大きなメリットの一つです。
デザインの選択肢が豊富
規格化された材料を利用して住宅を建てていく規格住宅ですが、デザインなどの選択肢は豊富に用意されていることもあります。壁紙の色・家具・設備のオプションに至るまで、あらかじめ設計・やコーディネートされた製品の中から選ぶことができます。
トラブルが生じにくい
マニュアル化された手順で工事に取り掛かるため、工事の遅れなどといったトラブルが生じにくい特長があります。また規格化された素材を利用して住宅を建てるため、実際に建てられた住宅とお客様とのイメージに誤差が生じにくいとも言えるでしょう。規格住宅にはさまざまなメリットがありますが、注文住宅に比べて「入居後の生活」をイメージしやすいのも特長です。
建築する前から家族でどのような生活を送ることになるか、事前に話し合うことができます。またハウスメーカーや工務店によって、規格住宅のコンセプトやオプションが異なります。北米風のスタイルを取り入れたものや子育てを目指した家作り、オプションで太陽光発電を用意しているなどがあります。そういった選択肢を上手に利用して、規格住宅をマイホームにするのも良いかもしれませんね。
セイズの北欧調の規格住宅「TRETTIO -トレッティオ-」は、間取りからインテリア・家具に至るまで、あらかじめ設計・コーディネートされたものから選んで建てるという方法で、注文住宅の快適さはそのままに、コストを抑えることができます。
セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。