ハウスメイキングラボ(住宅コラム)
Vol.12 【部位別で見る】完成物件の内覧ポイントとは
満足のいくマイホームを探すためには、完成された物件の見学は欠かせません。ただ、見学の際にどの部分に注目すれば良いのか分からない方もいることでしょう。
今回は、完成物件を見学する際に役立つ情報をお届けします。住宅の部位毎に注目すべきポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
住宅周辺・玄関
住宅周辺というのは、何より見た目が重要です。外壁や屋根の色合いや素材を含めた外観のバランスを確認しましょう。玄関に入ってからはドアや鍵・靴箱などの収納をチェックしてください。ご高齢の方と一緒に住まわれる場合は、玄関の段差が大きすぎないかを確認しておくと良いでしょう。
リビング
完成物件の内覧会などに参加すると、リビングにはソファーやテーブルといった家具が設置されていることが多いです。オシャレな家具に気を取られることなく、家具のサイズや家具の間の距離を確認してください。メジャーなどを使って計測しておくと、後で検討しやすくなりますのでオススメです。
また実際にソファーに座って、室内を眺めてみてください。実際に住まわれる家族がどのように生活するかイメージしやすくなるかもしれません。
洗面室・トイレ
洗面室では自分や家族のライフスタイルを考慮して、常備しておくものをイメージしてください。そうすることで、収納するかだけではなく洗面室にどのような設備が必要かということも把握できます。
トイレでは、ゆったりと利用できるスペースがあるか確認することが大切です。実際に、便座に腰を下ろしてみるのも良いかもしれません。またバリアフリー化を考慮されている方は、手すりを付けるスペースがあるかも確認しておいたほうが良いでしょう。洗面室とトイレの両方に言えることですが、湿気対策として窓があるか・換気がしやすいかといった点も重要になります。
キッチン
キッチンは何かと動き回る場所なため、実際にシンクやレンジの前に立ってイメージを掴んでください。棚の高さや周辺の設備の使い勝手が良いかをチェックします。また実際に冷蔵庫から食材を取り出して調理するまでの動線をイメージしておくと検討しやすいはずです。
バスルーム
バスルームでもキッチンと同様、体験することをオススメします。浴槽に入ってみて、広さだけなく深さも適当かをチェックしてください。特に二世帯で住まわれる方は、ご高齢の方でも楽に浴槽と洗い場を行き来できるかをチェックすることは重要です。また換気や床や壁に使われている素材にも注意が必要になります。
以上のような細かいチェックを積み重ねることで、イメージが具現化されていきます。マイホームを検討されている方にとって、完成物件の見学はうってつけの方法かもしれません。
ご家族みんなが満足する家を探したり建てたりするためにも、今回のポイントを参考にされてみてはいかがでしょうか。
セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。