HOUSE MAKING Lab ハウスメイキングラボ

ハウスメイキングラボ(住宅コラム)

Vol.108 風通しの良い家を作る4つのポイント

住み心地の良い家を作る際に気を付ける点のひとつに「風通し」というものがあります。風通しが良くなることで、家の快適性や利便性が大きく変わるものです。

 

ここでは、風通しの良い家を作るために知っておきたいポイントを4つご紹介します。これから家を建てるという方はぜひ参考にしてみてください。

 

窓の位置

風通しの良い家を作るには、窓の位置についてしっかり考えなくてはいけません。

 

窓から自然の風を取り入れやすくすることで、風通しの良い家にすることができます。家の向きなどを考慮して、風向きに合わせて窓の位置を設定することが肝心です。風向きというのは季節などによっても変化するものですので、家を建てる場所の近所の方に、風向きなどについて聞いておくといいでしょう。

 

 

窓は部屋に2か所設置する

家に入った風が外へ出ていかなければ新しい風は入ってこられません。部屋には必ず2か所以上窓を設置して、風の入口と出口を確保するようにしましょう。

 

出口に当たる窓の位置についても注意する必要があります。風がスムーズに家の中を通り抜けられるよう、窓の位置関係を検討してください。

 

また、間取りの関係上窓をひとつしか設置できないのであれば、窓の正面に部屋のドアを設置するなどして、風がスムーズに部屋の中を通り抜けていけるように工夫しましょう。

 

換気扇で空気を循環させる

間取りや隣近所の住宅との位置関係などから、窓を設置できなかったり、窓を設置しても風を取り入れにくかったりすることもあると思います。そのような場合は、換気扇を設置して家の空気を循環させるようにしましょう。

 

キッチンやトイレ、浴室などはもちろんですが、どうしても風の通りを確保できない部屋などには、換気扇の設置も検討してみるといいでしょう。最近では、常に換気できる「24時間換気システム」が取り入れられることが多いです。給気も排気も機械で行う「第1種換気方式」、機械給気と自然排気の「第2種換気方式」、自然給気と機械排気の「第3種換気方式」の3種類があります。換気扇を導入しようとお考えの方は24時間換気システムの採用を検討してみてください。

 

窓の種類にこだわる

窓の種類も、風通しの良し悪しに大きく関わります。風通しを良くしやすい窓の種類をいくつかご紹介します。

 

上げ下げ窓

窓を上下に上げたり下ろしたりすることで開閉するタイプの窓です。風量を調節しやすく、風の通りを確保しやすくなります。

 

ガラスルーバー窓

細長い何枚ものガラス板をブラインドのように構成したタイプの窓です。風量のコンロトールがしやすく、また採光などにも効果を発揮するので、より快適な家づくりをすることが可能になります。

 

内倒し窓

内側に倒すことで窓を開けるタイプのものです。風量のコントロールをしやすく、また開けっ放しにしておいても外からの視線を遮断してくれるため、プライバシーの保護もしやすくなります。

 

風通しの良し悪しは家の快適性に大きく影響を及ぼすものです。窓の配置や種類、換気扇の設置などをして、風通しの良い、快適な家づくりをしましょう。

 

これから家を建てようと考えている方は、ここで紹介したことをぜひ参考にしてみてください。

セイズは、デザインと機能性を両立させた
高耐震デザイナーズのZEH住宅を造り続けています。

  • 5年連続受賞 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー
  • ZEHビルダー(プランナー評価:最高評価)
  • 7年連測受賞 SW工法の施工棟数全国ナンバーワン
  • 省エネ住宅(BELS評価:最高等級)

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