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住宅ローン金利変動型へ【葛飾区のデザイナー住宅はセイズ】
2009.1.27
今朝の日経新聞の記事からの抜粋です。
住宅ローンを利用する人が「金利変動型」を選ぶ傾向が強まっている。景気悪化に伴う日銀の相次ぐ利下げを受け、政策金利に変動する変動型の金利は大幅に低下。大手銀行では新規の住宅ローンに占める変動型の割合が5~9割程度に高まっている。政策金利は当分上がらないとみて目先の返済額を軽くしたいと考える利用者が増えているようだ。
変動型金利と10年固定金利の金利差は約1%あります。
3000万円を期間30年で借りたとして、変動型2.5%、固定型3.5%として、
月々の返済額は
変動で118,536円、固定で134,713円と16,177円の差が生じます。
仮に今後、金利が5年間(実際01年から06年途中までゼロ金利政策で
政策金利は上昇していません)上昇しないとしたら、約100万円の差になります。
気をつけないといけないのは、本当に金利が上昇してしまった場合です。
金利上昇局面で変動金利から固定金利に切り替えようとすると、
金利は当初の10年固定3.5%では取り組めません。4%を超えているかも。
目先の返済額が低いということから変動金利を選択することは悪くないと思います。
私も銀行に余計な利息を払いたくはないので、変動型を選択するでしょう。
ただし、金利は今が低い状態であり、
これから上がることはあっても下がることはないでしょう。
もし金利が上昇すればそれだけ返済額は増加します。先ほどの例のように
借入額3000万円、期間30年、変動金利2.5%で借りていた方が、
3年後に変動金利が0.5%上昇して3%になったとすると、
ローン残高は約2790万円ですから月々返済額は約125,745千円と
月々7,000円程度は上がります。
目先の返済額を減らした分、貯蓄をしておいて、
金利上昇局面で一部繰り上げ返済を
90万円行い2700万円にローン残高を返済させれば、
金利が3%に上昇しても月々返済額は約121,689円となり、
3,000円の増加だけに抑えることができます。
目先の返済額の少ない変動型金利を選択した時は、
金利上昇を考慮し、金利上昇局面で
一部繰り上げ返済が行えるよう貯蓄をしておくことをお勧めします。
STAFF PROFILE


皆川 貴行
役職:財務責任者
出身地:東京都江戸川区
趣味:スポーツ観戦。様々なスポーツ競技が好きです。自分自身ではジョギングで汗をかくことがリフレッシュの一つです。
お客様の家を守り続けられる強い企業にするのが私の仕事です。
「セイズで家を購入して良かった」と思ってもらえるように頑張ります。