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窓の断熱性能表示
2011.2.22
昨日、トステムさん開催の「窓の断熱表示制度改正」説明会に行ってきました。
主にサッシ販売をしている会社向けのものでしたが、参加をさせていただき、勉強してきました。
簡単ですが、内容をご紹介します。
これまで、窓にはサッシ(周りの枠)とガラスとが別々に性能表示のラベルがついていました。
黄色い☆のマークがついているシールが皆さんの家の窓にもそれぞれ1つずつついていると思います。
この☆は、熱貫流率の数値によって異なります。
☆が多いほど、断熱性能に優れていることを示しています。
ですが、サッシとガラスは組み合わせが決まっているものではないので、サッシのラベルとガラスのラベルの☆の数が違うこともよくあります。
そうなると、一般のお客様は「一体この窓どれだけの断熱性能なの?」となってしまいます。
それをもっと分かりやすくするために、4月1日からサッシとガラスを合わせて『窓』としての性能を表示するように制度が変わることになりました。
これで分かりやすくなりますね。
これはかなり厳密に性能を示すので、同じサッシ・ガラスを使っていても窓の大きさによって☆の数が違うこともありますので、お気を付けください。
一般的にはサッシとガラスのパターンで一定の数字を出すことが多いのですが、このラベルの場合はサッシとガラスの面積比から数字を割り出し、☆の数が決まります。
どんなにいい断熱材を使っていても、窓の性能が低いと熱が全部逃げてしまいますから、内覧会等に行かれる方はこのシールを見てみるのもいいかもしれません。
先週は、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の講習と、「パッシブハウスジャパン」の一周年記念大会にも行き、最近は省エネに関する勉強が多いです。
一応「省エネ建築診断士」なので、知識を高めて、コーディネーターとしてアドバイスできるようにしていこうと思っている今日この頃です。
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